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税理士法人 今井会計事務所

続 5 「 嫌われる勇気 」 人生が変わるアドラー心理学  2014-09-18

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71.大きな失敗をする人      2014.09.18

 

 人間は、誰しも、間違いを犯すものです。 ここで、注意したいのは、以下の3点です。
 間違いに、 ①気づく ②認める ③改める ④再発を防止する
  ① から ③ までに時間がかかると、大きな失敗につながり、さらに ④ に努めないと、同じ失敗を繰り返します。

 

 しかし、人間は、自分を否定することが、なかなかできません。 特に、 「他人と比較する」 「他人と競争する」 「他人の評価を気にする」 といった傾向が強い人。
 このような人は、他人の目を気にするせいか、自分を否定することが、さらに、難しい ようです。
 これが原因となり、事態を、ますます、悪化させてしまいます。

 

 「他人と比較する」 「他人と競争する」 「他人の評価を気にする」  あるいは「嫌われたくない」。
 このような考え方の根底には、 「自己への執着」 または  「自己中心性」がある と、この本には書かれていました。
 つまり、思考パターンとしては、  「自分」からスタートさせてしまう、傾向にあるのではないでしょうか。
 この思考パターンの違いについて、考えてみましょう。 

 

 大別すると、今の 自分を出発点とするタイプの人を、 「日常努力型」 と、呼んでいます。
 平凡な仕事であっても、継続的に続けられるので、職場にとって、重要な戦力である人も、少なくありません。
 ただし、大きな目標の達成や、方向性の見極めを、苦手とするため、上記 ① 〜 ③ に時間がかかり、それが大きな失敗につながります。
 また、  「自己保身」の思いが強いと、解決とは逆の方向に向かって、懸命に努力するケースも、あるのではないでしょうか。 

 

 一方、 結果から、逆算して、 「今、自分は、どうあるべきか」 と、考える人を、 「目標達成型」 と呼んでいます。
 このタイプは、大きな目標の達成や、方向性の見極めを、得意とします。
 ただし、目標を見失ったり、平凡な日常が続くと、やる気を失う傾向にあります。
  私も、このタイプのため、目標を重視し、変化を採り入れるように、心掛けています。 

 

 「目標達成型」 の思考回路を持つ人は、最初から、最後まで 「最終結果が、どうあるべきか」 を、考え続けています。
 従って、行き着く結果が間違いである場合、気づくのも速ければ、行動を改めるのも、迅速です。
 間違いと気づいたときは、猛スピードで撤退し、損害を最小限に抑えようとします。
 アドラー心理学をマスターすると、自己への執着から離れるため、同様の効果が見込めるのではないでしょうか。

 

 

72.社会が変わったのに、家庭教育は昔のまま      2014.09.19 

 

 嫌われる勇気とは・・・
 「自分がどう思われているのか」 に、囚われず、生きていこう、というものです。
 通常、子供は、「自分がどう思われているのか」 に、囚われています。 
 なぜなら、自力で生きることができず、大人に見捨てられたら、人生が終わってしまうからです。

 

 「自分がどう思われているのか」 に、囚われてしまう。
 その根底には、自己への執着や、自己中心性があると、この本には、書かれていました。
 だから、子供とは、自己中心的で、自己愛に満ちた存在と、言えます。

  西洋には、この不完全な存在を、教育によって、厳しく正そう、という思想が、あるそうです。 

 

 ところが、日本では、子供を、 「純粋無垢な存在」 として、扱います。
 天使のような存在として、かわいがり、最近は、成人を過ぎても、甘やかします。
 なぜ、このような違いが出てしまうのでしょうか。

  加瀬英明著 ユダヤ人の知恵 に、興味深い内容が書かれていました。 

 

 日本が、母性社会であるのに対して、西洋は、父性社会です。
   また、日本で最高の神と言えば、天照大御神 (女性) ですが、西洋では、イエス・キリストなど、男性です。

 世界で、驚異的に活躍する、ユダヤ人の場合、 教育は父親、育児と家事は母親が、担当する そうです。
 さらに、母性教育と、父性教育の違いについて、次のように書かれています。 

 

 母親は子供が賢くても愚かであっても、区別することなく愛情をそそぐ。
 父親は子供を客観的に見て判断を下し、欠けていると思われる部分を厳しく要求する。

 そして 自分の手で運命を切り開いてゆけるだけの実力を備えさせる。
 こうして成長した人間は、親に対しても会社に対しても、甘えることがない。 

 

 日本社会は、西欧化が進んでいます。
 嫌われる勇気 が、ベストセラーになった理由は、社会が求めていたから、なのかもしれません。
 社会が変わったのに、家庭教育は昔のまま ・・・ これが、多くの若者を苦しめている 原因の1つかもしれません。
 私は、母の手に負えず、父と長く時間を過ごしたせいか、 「自分がどう思われているのか」 など、あまり、気にしませんでした。

 

 

3.「好き嫌い」 を越える価値観      2014.09.20 

 

 「嫌われたくない」 という気持ちの背景には、 「好き嫌い」 という価値観があります。
 未成年期は、この 「好き嫌い」 に囚われがちですが、社会に出ると、次第に、囚われなくなります。

 なぜなら、 「好き嫌い」 を越える価値観を、発見する からです。
 ただし、これは、1960年生まれの、私と同世代の日本人だけの、話かもしれません。

 

 前回、お話しした、加瀬英明著 「ユダヤ人の知恵」 によれば・・・
 ユダヤ人社会では、男子は、 13歳になると、大人の仲間入りをし、一人の人間としての責任を自覚する。
 このようなことが求められるそうです。
  13歳というと、中学1年生ですから、今の日本人の感覚から言うと、あまりに早すぎます。
 

 

 しかし、日本でも、戦国時代まで、遡ると、異なるようです。
 武田家の事績や軍法を記した、 「甲陽軍艦」 には、次のような内容が、書かれているそうです。
 「幼い子供が誤って友人を殺しても、罪に問わないが、13歳以上の者は、罪を免れない」。

 つまり、 日本でも、かつては 「13歳以上の者は大人」 と、見なされた ようです。 

 

 なぜ、かつては、13歳以上を、大人と見なしたのでしょうか。
 それは、 貧しかったため、早い時期に、自立することが、求められたから でしょう。
 生活費を稼ぐため、家族を養うためには、 「好き嫌い」 など、大した問題ではありません。
 時には、嫌われても、貫くべきものが、求められます。
 

 

 最近、 30歳を過ぎても、 「好き嫌い」 を越える価値観へ、移行できない人が、増えた と感じます。
  それは、日本が豊かになり、若者の自立が、遅れるようになったことが、原因の1つかもしれません。
 豊かな国に住んでいれば、一所懸命、働かなくても、食べていくことができます。
 よほど自覚しなければ、成長あるいは、成熟を目指さなくてもよいと、考えるようになりがちです。
 

 

 「好き嫌い」 に囚われなくなるためには、それを越える価値観を発見することです。
 アドラー心理学には、そのためのヒントや、考え方が、記されています。

 私は、 「嫌われる勇気」 を読んで、自らが抱える悩みを特定した人は、高い確率で、新たな価値観を見出す と、考えています。
 だから、希望を持って、取り組んでいただきたいものです。

 

 

4.人生には 「良循環」 と 「悪循環」 しかない ?      2014 .09.21 

 

  1996年、オウム真理教による凶悪犯罪が、明るみに出ました。
  この時、信者の家族が、オウムから脱退するよう、懸命に、説得しました。
  しかし、簡単には、いかなかったようです。

  なぜなら、 「自覚」 がなければ、人間は変わることができない からです。

 

   「今の自分ではいけない」 。  「嫌われる勇気」 のタイトルが気になり、一読した人は、おおむね、このような自覚を、持たれているのではないでしょうか。
 つまり、 自覚があるということは、傾向は軽く、そこから抜けだしやすい ということです。
  身体は病状が進まないと、自覚がありませんが、精神は逆に、症状が重くなると、自覚できないものかもしれません。 

 

 アドラー心理学の内容が、強く、求められる人。
 それは、その傾向が、深刻な状態にある人です。

 このような人は、 問題を指摘されたり、この本を紹介されても、オウムの信者と同じように、拒絶する のではないでしょうか。
 さらに、悪循環と呼ぶべき、困った原因があります。 

 

 アドラー心理学は、 「変わるための心理学」 です。
 前述の人たちは、その対局にある考え方を、つまり 「自分は変われない」 ことを、長い間、信じて、生きてきました。

 自分や家族が、いくら不幸であっても、 「自分は変われない」 と、強固な信念のもとに、生きています。
  変わる必要のない人ほど、 「変われる」 と信じ、変わる必要のある人ほど、 「変われない」 と、信じているものです。 

 

 救われなければならない人ほど、救いの手を、自ら払いのけてしまう。
 職業柄、 「お金を借りたい人ほど、お金を借りられない」 話に、似ている、と思いました。
 健康面では、足が弱った人ほど、歩くべきだが、足が弱って歩けない。
 また、アルコールを断つべき人ほど、酒をやめなければいけないが、それは難しい、など。
 

 

 つまり、人生には、良循環と、悪循環しか、ないのかもしれません。
 もし、 悪循環に陥りそうになったら、全力で、そこから抜け出さなくてはいけません。
 進めば進むほど、ますます抜け出せなくなるからです。
  そのあたりの見極めが早いかどうかで、人生は大きく変わるのではないでしょうか。

 

 

5.敗者復活戦に強くなる      2014.09.22 

 

  生きていれば、失敗は避けられません。
  ドラッカーのいうとおり、チャレンジ数が多い人ほど、失敗数も多いものです。
  失敗から、学びながら、より高いレベルに、到達していきます。

  逆に、 挑戦を避ける人ほど、失敗も少ないかわりに、成長もしない ものです。

 

  だから、失敗は、成長のために、欠かせないものといえます。
  積極的に失敗を経験して、そこから学んで成長する。
  そこで、求められるのが、 「敗者復活戦に強くなる」 ことです。

  敗者復活戦に強くなれば、失敗に対する恐怖心など、ほとんど消えます。 

 

  アドラー心理学をマスターすると、敗者復活するチャンスに恵まれるようになります。
  失敗とは、 「その時点の自分から、変わらなければいけない」 というメッセージでも、あります。
  また、アドラー心理学は、 「生まれ変わるための心理学」 。

  だから、 変わることに対して、何の抵抗もなければ、そのために必要な考え方も、マスターしてしまう からです。 

 

  たとえば、仕事でミスをし、上司から注意を受けたとします。
  敗者復活戦に強い人は、その時点で、すでに、再挑戦に、思いを馳せています。
  問題点を明確化し、大急ぎで、自分の改善に、取りかかります。
  だから、何のわだかまりもなく、相手に謝罪したり、感謝することができます。
 

 

  逆に、挑戦を避ける人ほど、失敗に対する恐怖心が、大きいのではないでしょうか。
  1度、失敗したら、大変なことになると、考えているのかもしれません。
  また、 「これを認めたら終わる」 と考えるせいか、悪あがきを続けます。

  人生は、敗者復活戦の連続ですが、その点を、理解していない ようです。 

 

  さらに、取り乱して、事態を悪化させるような態度を、採ってしまうこともあります。  この根底には、自己への執着や、自己中心性などが、あるのではないでしょうか。
  これでは、敗者復活のチャンスが、巡ってくることなど、とても望めません。
  このような性質を克服できず、せっかくの才能を生かせない人に出会うと、本当にがっかりするものです。

 

 

6.失敗を恐れずに、そこから学ぶこと      2014.09.23 

 

  私の場合、一度の挑戦で、うまく行くことなど、ほとんどありません。
 そういう運命のもとに、生まれてきたのだと、20代くらいから、自覚しています。

 たぶん、 知識や理屈だけでは、マスターできず、経験を必要とする からでしょう。
 この点において、本当に頭脳明晰な人たちとは、大きく異なる訳です

 

  成功するためには、敗者復活戦で、挽回する以外、ありえません。
  であれば、早くから挑戦して、早めに失敗を経験した方が、有利と言えます。

 だから、 躊躇することなく挑戦して、経験数を増やし、その失敗から学んで、成功までたどりつく という、パターンです。
 一度の挑戦で、成功することもありますが、それは例外として、以後、期待しないようにしています。 

 

  税理士試験の場合、全5科目に合格するまで、4年半かかりました。
 最初は半年前から、あとは1年ずつ、受験回数は5。
 当時の合格率は、1科目あたり 8 〜 16% で、全5科目、受かりきる確率は、約2%。
 各回の、私の 「受験」 と 「合否」 の結果は、以下のとおりです。
 

 

 1回目 1989年    ○ 簿記論 (運のみ)  × 財務諸表論
 2回目 1990年    × 法人税法

 3回目 1991年    ○ 財務諸評論  ○ 法人税法  × 消費税法  × 事業税
 4回目 1992年    ○ 消費税法    × 事業税
 5回目 1993年    ○ 事業税
 

 

 ポイントとなるのは、1991年です。
 この年は、4科目受験していますが、一度に、4科目合格できる確率は、数万人に1人。

 なぜ 4科目、受験したのかと言うと、 再挑戦のために、一度、経験しておこう と考えたからです。
 これが、その後の学習時間を、大幅に縮める結果になりました。 

 

 また、法人税法は、所得税法と並び、税理士試験において、最も難しい科目です。
 1990年、最初の挑戦では、試験が終わった直後に、不合格を確信しました。
 この失敗を生かし、翌年は、問題を見た時点で、合格を確信しました。

  私にとって、 失敗とは、成功、あるいは、成長のために、欠かせないもの と、考えています。

 

 

7.上手に失敗するコツ      2014.09.25 

 

  新たなことに、挑戦する場合、1回で成功することは、ほとんど期待できません。
  もし、早く成功したければ、早く挑戦して、早く失敗を、経験しなければいけません。
 しかし、失敗の仕方を間違えると、大きなダメージを受けます。

 そこで、ビジネス書を読むなどして、 「上手に失敗するコツ」 の改善に、努めてきました。 

 下記 ①〜③ は、その一部です。
 ① 小さく始める
  ② 失敗する目的を、 「撤退すべきかを見極めるため)」 と 「成功するため」 の、2つに区分して、常に記憶の隅にとどめておく
  ③ 精神的ダメージを受けない
 

 

 ① 「小さく始めること」
 新たなことへの挑戦は、失敗する確率が高いものです。
 最初から、大きな投資をしたり、甘い夢を見ていると、高い確率で、致命傷を負います。
 小さな失敗から、多くを学ぶ、この姿勢が重要です。
 

 

 ② 「失敗の目的を区分する」
 読書の場合、目的によって、 「良書に出会うための多読」 と、 「良書に出会った後の精読」 の、2つの読み方があります。
  失敗に対しても、2つの目的を区分し、特に 「撤退すべきかを見極めるため」 を、忘れないことです。
  また、成功するためには、無意味な失敗 (実験・試み) を避け、毎回、 「今回は、何を確認するのか」 、目的意識をはっきり持つことです。
 

 

 ③ 「精神的ダメージを受けない」
  成功するための失敗ですから、失敗して当たり前、後悔したり、悲観すると、時間をロスするので、くよくよしないことです。
 また、成長する人は、叱られ上手の人が多いものです。 
 失敗して、叱られたら、それは 「見込みがある証拠」 と考え、否を認めて、さっさと改めることです。 

 

 成功できない人と、成功できる人の差は、能力よりも、考え方の違いによる、と感じています。
 成功できない人は、 「自分は、成功するはずがない」 と、自ら可能性を否定し、挑戦を避ける 傾向にあります。
 それは、アドラーの指摘する 「自己への執着」 「自己中心性」 が、失敗に対する恐怖感を、大きくしているからかもしれません。
 「成功の達人」 は 「失敗の達人」 、だから、上手に失敗するコツを、マスターして、どんどん失敗しましょう。

 

 

8.あの人の真似をしないこと      2014.09.26 

 

  アドラー心理学は、 「生まれ変わることを、可能にする心理学」 、おもな進め方は、以下のとおりです。
 ① 「原因論」 から 「目的論」 に変更し、今の自分に責任を持ち、人生に対して、主体性を取り戻す
  ② 「課題の分離」 によって、他人の課題を切り離し、自分の課題に全力で取り組む
 ③ 「共同体感覚」 によって、自分の居場所を確保し、 「貢献感」 によって、幸福感を得る

 

 私は、ここに、ドラッカーの主張も、採り入れています。
 それは、 「能力の向上」。

 能力を高めれば、より多くの人、より難しい問題を、抱えた人に対して、貢献できる ようになります。
  これによって、さらに貢献感を強固なものとするとともに、人生そのものを、充実させることが、できるからです。 

 

 このような生き方を進めるために、欠かせないのが 「目標」 です。
 目標とは、本来、 「理想の自分」 であるべきです。

 しかし、 他人と自分を比較する、習慣を持つ人は、目標を 「他人」 、しかも、身近な他人にしがち です。
 これは、以前、お話したように、不健全な劣等感を抱く、原因の1つにもなります。 

 

 「理想の自分」 がない状態で、身近な他人を、目標にしてしまうと、さらに、よくないことがあります。
 それは、その人のすべてを、真似てしまう点にあります。
 どんなに素晴らしい相手であっても、必ず、長所と短所があるものです。

 最悪、他人の短所まで、真似て、さらに、自分の長所を失う 、結果になります。 

 

 アドラー心理学とは、自分の人生に対して、強烈な、主体性、積極性、責任感を、取り戻す ためのものです。
 だから、必ず、 「自分で考えること」 が、求められます。
 安易に、誰かの真似をするのは、アドラー心理学と、正反対の生き方を、目指すことになる、のではないでしょうか。
 根本的な部分において、アドラー心理学を、誤解している可能性があります。
 

 

 「どんな能力を、どのように高めるべきか」 は、生き方と同じように、人それぞれ異なります。
 これらの課題に対して、自分自身の頭を使って、真剣に取り組む。

 おかげで、大変な思いを、させられることもありますが、そのプロセスそのものに、実は、重要な役割 があります。
 この点を理解すれば、失敗に対しても、大きな価値を、見出せるのではないでしょうか

 

 

9.他者貢献への取り組み方      2014.09.27 

 

   「社会貢献」 や 「他者貢献」 を、実践するコツは、難しく考えすぎない ことです。
  たとえば、自分が、小さな中華料理店の、店主だったとします。
  もちろん、無名の存在で、しかも、料理の腕も、特に優れている訳ではありません。
 一方、世の中には、 「中華の達人」 と、呼ばれる人たちもいます。

 

 ここで、 「自分のような者が、他者への貢献など、できる訳がない」 と、考えると、人生は、さらによくない方向へ進みます。
 なぜなら、仕事の目的が、 「生活費を稼ぐため」  だけになる、可能性が高いからです。

  お金のために、自分を曲げ、頭を下げ続けているうちに、卑屈な人間になってしまう かもしれません。
 仕事に対して、喜びを感じることもなく、心貧しい人生の、終着駅を待つばかり、になってしまうのではないでしょうか。 

 

 しかし、考え方を転換すれば、貢献感を高め、人生を豊かにすることもできます。 
 さらに、それが、業績改善につながる可能性も、出てくるのではないでしょうか。
  ポイントは、以前、お話しした、 「今ここで、できること」 です。

 まずは、 現在、来店してくれているお客様を、大切にしましょう。 

 

 料理そのものの改善も、大切ですが、多くのお客様は、微妙な味の違いなど、わからないものです。
 しかし、 「自分が客として、尊重されているかどうか」 については、敏感 なのではないでしょうか。
 だから、料理は同じでも、笑顔を絶やさない、礼儀をわきまえる、お客様1人1人の事情や、好みを覚える、など。
 これらのために、特別な才能など必要なく、しかも、1円も遣わずに、実践することができます。
 

 

 さらに、深く、考えると・・・
 「中華の達人」 が、近所のお客様に、料理を提供することなど、ありえるのでしょうか。
 近所のお客様に、料理を通じて、日常的に、貢献できるのは、自分と、周囲の店に限られています。

 つまり、 私が、私であるからこそ、このようなチャンスに恵まれている 訳です。 

 

 現在の環境において、まずは 「どんな貢献ができるのか」 、すなわち 「どんなチャンスに恵まれているのか」 について、考えてみる こと。
 そうすれば、世の中、至るところに、貢献のチャンスを、見出すことができます。
 その貢献によって、他者が幸福感を得るかどうかは、他者の課題ですが、自分自身は、幸福感を高めることができます。
 さらに、能力の向上に努めれば、人生の歯車は、よりよい方向へ、回転し始めるのではないでしょうか。

 

 

80.あえて 「不完全主義」 を貫く      2014.09.28 

 

 何度も言いますが、アドラー心理学とは、 「生まれ変わるための心理学」 です。 また、 「成長」 とは、 「よい方向へ、生まれ変わること」 を意味します。
 だから、 アドラー心理学とは、 「成長するための心理学」 と、言い換えることもできます。
 私は、むしろ、こちらの意味で、理解しています。

 

 アドラー心理学を実践すれば、 「亡くなる2、3日前まで、生まれ変わることができる」 と、アドラーは述べています。
 言い換えれば、 「亡くなる2、3日前まで、成長することができる」 。
 私は、アドラー心理学の実践者なので、成長が止まることを、何よりも恐れています。

 以前、お話ししましたが、 同じ人生を歩んでいても、成長すればするほど、生きることが楽しくなる からです。 

 

 しかし、一方では、人生の早い時期に、成長が止まった人もいます。
 40代になっても、60代になっても、20代の価値観のまま、の人がいます。

 頭の状態は、未成熟なままなのに、心身は衰えていくので、魅力は損なわれるばかり です。 
  このような人たちにとって、成長とは、処世術を身につけることなどを、意味するのでしょうか。 

 

 成長が止まるシグナルとして、私は、 「完全主義に陥るかどうか」 を、材料の1つにしています。
 その人が認識する 「完全」 とは、その人のレベルにおける 「完全」 、その人の知る範囲内での 「完全」 に過ぎない からです。
 「自分の知る世界 = 全世界」 と、認識する。
 ランクが異なる世界、まったく異質な世界の存在を、理解しようとしない、 「井の中の蛙」 状態ではないでしょうか。
 

 

 「完全」 に到達した、ということは、 「井の中の蛙」 のように、それ以外の世界を、見ようとしなくなった。
 つまり、そのレベルで、成長が止まったということです。

 私は、あえて、「不完全主義」 を採り、不完全な状態のまま、次の世界の発見に、努める ようにしています。
  それでは、近年、業績が下降した、アップル社と、マイクロソフト社を、例にしましょう。 

 

 スティーブ・ジョブズは、不完全ではあるものの、創造性の高い製品を、世に送り出しました。
 しかし、彼がいなくなると、A社は、液晶の精度を高めるなど、完全主義に、走り始めました。

 また、 ビル・ゲイツは、恐ろしく不完全な状態で、Windowsを、発表 しました。
 ところが、彼が代表を退くと、M社は、他社製品との比較によって、完全を目指すようになりました。

 

 

1.「80対20の法則」 を、フル活用する      2014.09.29 

 

 「80対20の法則」 を、ご存じでしょうか。
 もともとは、イタリアの経済学者、パレートが発見した 「バレートの法則」 が、基本になっています。
 これをベースに、現代ビジネスにおいて、拡大解釈、あるいは、経験から、生まれた法則、ではないでしょうか。
 80は 「成果」 、20は  「成果の要因」 を、表します。

 

 たとえば、ある試験で100点を取るために、100時間の学習が、必要だとします。
 それでは、80点を取るためには、何時間かかるでしょうか。
 正解は、80時間ではありません。
  わずか、20時間です。
 

 

 それでは、全部で5科目、合格ラインは各80点、学習時間は100時間、の試験があったとします。
 完全主義の人は、100点に囚われますので、100時間を、すべて1科目の学習に費やします。
 その結果、得点は、100点。
 もし、これが、年に1度の試験だとすると、全5科目、合格するまで、5年かかります。
 

 

 一方、 「80対20の法則」 を、フル活用する、不完全主義の人。
 1科目を20時間ずつ、全5科目、学習します。
 全5科目すべてで、80点を取り、得点は、計400点。
 その結果、1年で合格します。
 

 

 さらに、1時間あたりの生産性について、検証してみましょう。
 完全主義の人は、100時間かけて、100点しか取れないので、1時間あたりの生産性は、1点です。
  不完全主義の人は、100時間かけて、400点取れるので、1時間あたりの生産性は、4点です。

 つまり、 完全主義の人の生産性は、不完全主義の人の生産性の、4分の1 にしかならない、ということです。 

 

 このように、 「80対20の法則」 によっても、完全主義に陥ることの愚かさを、証明する ことができます。
  ごく、まれに、見かけますが、企業内で、他人にまで、 「完全」 を求める人がいます。
 これは、企業全体の生産性低下をまねき、収益性の悪化に、つながります。
 従って、このような人物は、企業にとって、 「大変、迷惑な存在」 ということになります。

2.「完全主義」 の人が、気づかない、大きな欠落      2014.09.30 

 

 

 たとえば、 伝統芸能の場合、過去に、形が完成しているため、そこには、 「完全」 が存在するはず です。
 しかし、落語や歌舞伎などの分野でも、常に 「新しい要素」 を、採り入れています。
 また、 「酢」 「納豆」 「日本酒」 などの、伝統食品やアルコール飲料も、食べやすく、飲みやすくなったものです。
 なぜなら、時代によって、状況が変化するため、常に、その変化への対応が、求められるからです。

 

 完全とは、 「最終形」 を、意味します。
 しかし、現実には、完全な人もいなければ、完全なものなど、どこにも存在しません。
 従って、 「完全」 とは、その人の 「限界」 を意味し、
「これ以上、成長しない」 という、宣言 と、受け取ることもできます。
 また、神様でもないのに、 「最終形」 を、勝手に決めるのは、いかがなものでしょうか。 

 

 「完全主義の人」 に出会うと、がっかり、させられることが、少なくありません。
  逆に、感心したことなど、1度も、ありません。 
  もし、高い地位にあったとしても、既に、成長が止まっている可能性が、大です。
  反対に、現状は、どうあれ、懸命に、成長を目指している人たちの方が、学ぶべきものがあります。 

 

 完全主義の人たちが、 完全主義であるが故に、実は、大きく欠落している、おもな部分 とは ・・・

 

  ① 物事の優先順位を、決めるために必要な 「判断力」                  → 重要性の区別がつかない
 ② 大局的、多面的に、物事を見るために必要な 「広い視野」              → 視野が狭い
 ③ 知らない世界の存在を、容認あるいは、想像するために必要な 「柔軟性」 → 「井の中の蛙」 状態
  ④ 不変のものと、変わるものの存在を、見極めるために必要な 「世界観」    → 変化を嫌う 
 ⑤ 自分の無知、無能、無力を、自覚するために必要な 「謙虚な心」              → 内面的に尊大

 

 「世の中に、完全が存在する」 、この間違った前提が、 「自分は完全である」 という、大きな誤解につながります。
 自分が、既に 「完全」 なら、成長する必要などないので、後は、現状維持に、努めるだけでしょう。
 このようにして、挑戦意欲のない、保身ばかりの人が、生み出されるのかもしれません。

  繰り返し、言いますが、「世の中に、完全な人は、1人もいなければ、完全なモノも、1つもありません」。

 

 

3.成長を続けるために必要な 「2つの自覚」      2014.10.02 

 

 「自分は不完全である」 、さらに 「その状態を改善しなくてはならない」 。
 成長を続けるためには、この2つの自覚が、欠かせないでしょう。
 なぜなら、完全な状態とは、終着駅を意味し、それ以上、成長できなくなるからです。
 だから、完全主義に陥る人は、単に、成長から逃避しているに過ぎないと、私は、判断します。

 

 人間は不完全な状態で生まれ、一生、成長を続けたとしても、不完全な状態、で終わります。
 完全に至らなかったからと言って、その人生に、意味がない訳ではありません。

 なぜなら、 成長を目指すプロセスにこそ、意味がある からです。
 この本にも書かれていましたが、登山の目的は、登頂のみにある訳ではありません。 

 

 成長についても、2つに分けて、考えています。
 1つ目は、 「能力的な成長」 です。
 能力的な成長とは、同じことを、正確に、または、速くできるようになったり、異なることや、難しいことが、できるようになることです。
 知識を増やすことも、この中に、含まれるでしょう。
 

 

 私は、人生の課題に対して、その解決方法を、おもに  「能力」 に、求めてきました。
 能力を向上させれば、解決できるのではないかと。
  もちろん、自分の能力で、処理できないことは、その分野の専門家に、さっさと、お任せします。
 しかし、身近な人や、運などに、助けを求めたことは、ほとんど、ありません。
 

 

 たとえば、収入
 私の場合、実際の収入は、能力に見合った収入の、50% 未満でよい、と考えています。

 なぜなら、 100% の収入を、得ようとすると、目的が、 「成長」 より 「お金」 になりがちで、成功が長続きしない からです。
 また、余力を残しておけば、いざという時、簡単に、収入を増やすことも、できるからです。 

 

 だから、気持ちの上では、 必要な収入に対して、2倍以上の能力を、自分に対して、求めるようにしてきました。
  もし、年収を、500万円まで、引き上げたければ、能力を、年収1000万円以上のレベルまで、引き上げることを、目標にしました。
 たとえば、20代のころは、仕事の能力を高めるために、月100時間以上のサービス残業を、買って出ていたものです。
 そこで、悪戦苦闘したおかげで、今日がある、と考えています。

 

 

4.人生観を豊かにする      2014.10.03 

 

 2つ目は、 「考え方の成長」 です。
  能力を高めたいが、 「どんな目的」 で高めるべきか。
  能力を高めたいが、 「どんな能力」 を高めるべきか。
  能力を高めたいが、 「どんな方法」 で高めるべきか。

 

 これら 「どんな○○」 の部分に関して、判断力を高めるためには、 「考え方の成長」 が、必要になります。
  「考え方」 を成長させると、同じ人生であっても、生きるのが、楽になる ものです。
 たとえば、 「課題の分離」 という考え方を、マスターすれば、他人に関わる課題を、切り捨てることができます。
 考え方とは、このような技術的な思考法から、ベースとなる、人生観 (価値観、世界観を含む) まで、広い範囲を、意味します。
 

 

 前回、お話しした 「能力的な成長」 、そして、 「考え方の成長」 のうち、この技術的な思考法は、何れも重要です。
 しかし、 最も大切なのは、人生観ではないでしょうか。
 なぜなら、自分が幸福感を、得られるかどうかは、最終的に、人生観によって、決まるからです。
 人生観が豊かであれば、不運な人生であっても、そこに、幸福感を見出すことが、できます。
 

 

 逆に、 貧しい人生観に支配されると、幸福感を得ることが、難しくなります。
 自分以外の者に求めるばかりで、常に不満を抱く、ことになりがちです。
 もし、恵まれた状況にあっても、その価値に、気づくことができず、生かすこともなければ、大切にすることもありません。
  だから、幸福そのものが、長続きしないし、不幸から抜け出すチャンスも、訪れにくくなります。
 

 

 人生観を高めるためには、自分と段違いのレベルにある人から、学ぶ 方法があります。
 このような人たちと、出会う確率など、ゼロに近いので、私は、本を、利用しています。
 アインシュタイン、ドラッカー、アドラーなど、過去に、偉人が残した言葉から、重要な方向性を得ることができました。
 中国古典では、論語、菜根譚などが、わかりやすいと、感じました。
 

 

 世の中には、常に変化するものと、不変のものがあります。
 変化するものの代表は、科学技術や医学、それに、人や企業の盛衰、などでしょうか。

  一方、 人間の内面における、基本的な部分は、紀元前から、ほとんど変わっていない ようです。
 その部分を学ぶのであれば、語り継がれた、先人や古典の言葉も、大いに、役立つのではないでしょうか。

 

 

5.1人の人間として、自立して生きる      2014.10.04 

 

 アドラー心理学とは、 「自立のための心理学」 でも、あります。
  たとえば、 「原因論」 から 「目的論」 への転換。  

  「今の自分」 に、不満があったとしても、それを、他人や過去のせいにするのではなく、自分が選択した結果、と考えます。
 つまり、これは、自分の人生に対して、主体性を高めるための考え方、と言えます

 

 また、 「課題の分離」。
 これは、 「他人の課題を、切り離す」 、だけではありません。
 自分の課題に対して、自分が全力で取り組むために、他人の介入を、退けるものでもあります。
 つまり、これも、自分の人生に対して、主体性を高めるために、必要な考え方です。
 

 

 それでは、他人の課題を、切り離す目的とは、何でしょうか。
 自分の人生を軽くするため。

 さらに、 相手の人生に対して、相手の主体性を尊重する ためのもの、でもあります。
 課題の分離を進めれば、お互いに尊重しあえる 「自立した人間関係」 が、育まれます。 

 

 さらに、 「共同体感覚」。
 ここでいう 「共同体」 とは、家族や勤務先、などのこと、ではありません。
 むしろ、このような、小さなものへの執着から、離れるためにある考え方です。 
 なぜなら、狭い人間関係に固執すると、その中の 「好き嫌い」 に、囚われてしまうからです。
 

 

 これは、精神的自立を妨げる、大きな原因になる、のではないでしょうか。
 この状態、つまり未成年状態から、脱するためには、より広い世界への、意識転換が必要です。
 アドラー心理学において、 「共同体」 とは、社会や、地球、宇宙などを、意味します。

 これらの 「共同体」 に対して、 「貢献感」 を持ち続けると、やがて 「好き嫌い」 を越える価値観に、出会う ことができます。 

 

  「自分のため」 から、 「共同体のため」 へ、意識を転換することによって、人間は 「社会性」 を備えることができます。
  「社会性」 とは、自立にとって、欠かせないものではないでしょうか。
 カントは、 「人間内部における、最も偉大な革命は、未成年状態を脱する (自立する) こと」 と、述べていました。

 つまり、 精神的自立を促す、アドラー心理学とは、 「人間内部に大きな革命を起こすための心理学」  と、言えるのかもしれません。

 

 

6.若者は、大人より、優れていなければならない      2014.10.05 

 

 「嫌われる勇気」 のない大人の中には、若者に、媚びる人もいます。
 若者に対して、 「すごい」 を連発したり、褒めちぎったり、ヨイショする人もいます。
  彼らは、あることに関する、天才です。

 それは、 「若者をダメにする天才」。

 

 このような人が、企業内にいると、若者が育ちません。
 彼らの真の目的は、保身にあるのかもしれません。

 若者が育つと、自分が取り残され、居場所を失う、 このようなことを、恐れているのではないでしょうか。 
だから、自分以下の人間に、してしまおうと。 

 

 ただし、 「若者は、大人より、優れている」 という、結論部分だけは、同意見です。
 私の場合、 「若者は、大人より、優れていなければならない」 ですが。
 なぜなら、技術も知識も、日々、進歩しています。
  後に、生まれてきた人の方が、より進んだものを、利用できるからです。
 

 

 たとえば、スポーツ。
 トレーニング方法から、栄養学の分野まで、科学的な解明が進み、めざましく進歩しています。
 おかげで、様々な種目で、記録が更新されつつあります。
 仕事や勉強の分野も、これと、同じではないでしょうか。
 

 

 アドラー心理学を、マスターするために、必要な時間は、 「年齢の半分」 と言われています。
 つまり、20歳からスタートすると、10年後、30歳の時点で、マスターすることができます。
 60歳からスタートすると、マスターできるのは、30年後、90歳の時点。
  すでに、あの世へ旅立っているかもしれません。
 

 

 若い人には、若いというだけで、有利なことが、無数にあります。
 一方で、残りの人生は、休むことなく減り続け、やがて、若者も、若者でなくなる、時が訪れます。
 年齢とともに、成長しなければ、心身ともに老化するなど、すっかり不利な立場に、立たされます。
 早い段階で、この事実に気づき、 「今というとき」 を、大切に、過ごしていただきたいものです。

 

 

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1960年生まれ 名古屋市出身 1989〜1993年 税理士試験 法人税法、消費税法、事業税、簿記論、財務諸表論、全5科目合格
 
1994年税理士登録 日本税理士会連合会 登録番号 税理士法人3430 税理士78397 名古屋税理士会名古屋北支部所属

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